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このレンズを Apo-Telyt-R 180/f3.4
の進化型と見るか、Elmarit-R 180mm/f2.8 の末裔と見るか、まあ、そんなことを言ってもどーしようもないが、両方のレンズの発展型であることは事実のようである。
発売当初（１９９８年）は、生産数が少なく入手難で現在でも見掛けたり見掛けなかったりする。(^^;ゞこのレンズが発売されて、おー！これで、次はＲ用アポ・ズミクロン９０ミリかと思っていたら、Ｍ型用が発売されてしまった。(;_;)
望遠域の焦点合わせの際かなりの遠距離まで目視で楽にピント合わせが可能である。実写では、Angenieux
180mm/f2.3 Apo との大きな差は見られないが色再現が微妙に違う。また、Elmarit-R 180mm/f2.8
も頑張っていて、目視のピント合わせのやりにくさはあるもののコントラストが高い被写体では実写の差は微妙である。端正な描写をする。
レンズ先端部にプラスチック製のフードが内蔵（外装）されており、これを伸ばして使う。またＩＦ方式を採用しているので、レンズの全長が変化しないのは使いやすい。またピント・リングは軽く、指先で「スイスイ」と回せて、快適である。
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